電話機(ビジネスホン)システムと言ってもその種類、価格は多岐に渡ります。

例えば、回線数よって電話機の大きさも違います。一般的に2回線を切り替えて使用するタイプはホームテレホンと言いますし、ビジネスホンでも回線数が非常に大きくなると電子交換機を使用するタイプになります。最近では回線数が多くてもビジネスホンとして利用できる機種も出てきています。古いビジネスフォンシステムはLSIやICリレー等の能力が現在の物ほど高くなかったため内線数が限られ、回線数に限界がありましたが、今は小さな主装置でも中規模程度の電子交換機並みの能力を持ったものも売り出されています。ハード的、ソフト的にもいろいろなニーズにお答えできる電話機システムが増えています。

ビジネスフォンを導入する前に 一般的な電話システムの導入(例)

オフィス人員2人5人10人20人
回線数
(アナログ換算)
1~2回線3~4回線4~5回線6~8 回線
電話機台数3台6台12台22台

光電話回線の説明

光電話回線とは? ※ISDN回線やアナログ回線をご利用の場合、変更後のランニングコストが格段に下げられます。

種類光電話 (基本最低 500円)光オフィス (基本最低 1300円)
内容Bフレッツを流用した回線。番号は追加できるが使用できるチャネル数は2CHまでが最高。小規模・家庭向き。Bフレッツ流用した回線。番号の追加・チャネルの追加も可能。
初期で3CH使用可能。ビジネス向き

ポイント

Bフレッツを利用して回線を接続していますので、サーバーの故障やルーター(VOIPゲートウェイ)が壊れた場合などは回線が使用できなくなります。
通話料金がIP電話並みに安く設定されている。光回線が引けない場所もあるので注意が必要です。

IP電話回線の説明

種類各プロバイダーのサーバーで運営しているインターネット電話回線(通話用)
内容基本的には050で始まる電話番号です。拠点間で同一プロバイダーに入り、IP回線を設けると拠点間は無料となります。
ADSLで利用することもできますが安定性を得るためにはBフレッツを流用した方が賢明です。

ポイント

通話料等の削減はお客様のご使用方法で異なりますので、まずは信用ある回線業者にご相談ください。

ISDN回線の説明 

ISDN回線とは? ※短期間使用するにはISDNライト回線。6年以上使用する場合は加入権付がお得です。

種類ISDN回線(加入回線タイプ)ISNDライト回線(回線レンタル)
内容加入回線タイプ:1回線で2CH使用可能。
1本で2本使用でき又、アイナンバーで2つ番号が増やせます。それ以上番号を追加するのはダイヤルインを申し込むことで可能です。
ISDNレンタル:加入権が無い分、基本料金が少し高めです。
内容は加入回線タイプと同じです。

ポイント

加入権タイプはNTTで購入する場合、料金先払い後開通となります。ISDNライト回線は現存の回線がある場合、審査が簡単に済み、開通までの期間は新規に申し込むより早くなります。ADSLはアナログ回線と共用できます。審査は約3日程度かかります。

電話回線の種類  

アナログ回線とは? ※短期間利用の場合、アナログライト回線。長く使用される場合は加入権付がお得です。

種類アナログ回線(加入回線タイプ)アナログライト回線(回線レンタル)
内容一般的な加入回線です。1CHをNTTで新規に購入、または休止回線を電気量販店等で購入することができます。NTTのレンタル回線です。1CHをレンタルできます。
加入権料金がありませんので基本料金が少し高く設定されています。